金やプラチナの純度について
プラチナに比べ金の純度にはたくさんの種類があります。純金とされている24金は主に金貨やインゴットなどに使われます。東南アジアの金貨などに多い22金。21.6金・20金なども同様に海外製のアクセサリーやコインなどで見かけることが多いです。日本で一番馴染みのあるのは18金。最近では金価格の高騰の影響か比較的低価格で購入することの出来る純度の低い14金や9金などのアクセサリーをよく見かけるようになりました。
海外製の金製品では表記よりも実際の純度が低く1ランク落ちるものがあります。プラチナに比べ純度の違いで色合いが変わる金。アクセサリーなどに使われる純度が国によって違うのも『色合いによる好みの違い』によるものです。
プラチナは金よりもさらに産出量が少ないです。その用途のほとんどがアクセサリーに使われているように感じますが、主な用途は工業用としての利用が多いのが特徴です。Pt1000は純度99.5%ブライダルリングや特注のオーダージュエリーなどで見かけることが多いです。Pt950は純度95%英国のプラチナ品位基準となっております。もっともプラチナ製品として多いのはPt900です。純度は90%となっています。Pt850はある程度の強度があるのでネックレスなどに多く利用されています。Pt850未満の物はプラチナジュエリーとして販売できない規定があります。古いプラチナ製品では刻印そのものが現在とは異なる物があります。
不明な貴金属やアクセサリーも無料でお調べしますので廃棄などはせずお気軽にお持ち下さい。